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「文化芸術共創プログラム」 クラフト表現ワークショップ(第4回)を開催しました

 「文化芸術共創プログラム」は、文化芸術の「共創」を生み出す力を活用して社会や個人のさまざまな課題を解決することを目指し、文化芸術活動を通じて多様な人々がまじりあい、地域の紡ぎ手となるためのプログラムです。
  今回は、9月7日(土)高山市にある高山陣屋において、クラフト表現ワークショップを開催しました。講師に紙布作家の中谷さとみさん、スペシャルファシリテーターに舞踊家の藤村港平さんを迎え、特別に開放された大広間で、みんなをつなぐ”たすき”づくりをしました。それぞれの身体に装着した腰機(こしばた)を東濃ひのきの丸太に繋げ、持ち寄った天然素材の布や岐阜の文化を紡いだ布きれを使って”たすき”を織り上げていきました。
 午後からは、装着した
腰機(こしばた)を二人一組で互いの身体に繋ぎ、両端から布きれを織り上げる歩き機(あるきばた)を高山陣屋に来館した国内外の観光客のみなさんと一緒に”たすき”づくりを体験しました。また、参加者の皆さんは、高山陣屋の説明員によるガイドツアーにも参加しました。
 ファシリテーターには、アートディレクターの戸田柳平さんを迎え、会場を盛り上げていただきました。
 参加者が織った”たすき”は11月3日(日・祝)に岐阜県庁で開催する「総括フォーラム〜ともに・つなぐ・みらへ〜」へと引き継がれます。
               講師のレクチャーを熱心に聞く参加者
       持ち寄った布、岐阜の文化が詰まった布で襷を織る参加者
       腰機を体験する観光客
       織った襷を持って記念撮影