岐阜県民の歌で「木の国 山の国」とうたわれているように、岐阜県は82%が森林です。その面積は86万7千ヘクタールあり、琵琶湖の約13倍の広さ。全国で2番目に森林が占める割合が高い県です。
東部には槍ヶ岳、奥穂高岳、御嶽山、乗鞍岳など3,000m級の山々からなる飛騨山脈(北アルプス)、恵那山を含む木曽山脈(中央アルプス)、西部には白山や伊吹山、養老山地が広がっています。
トレッキングやハイキング、野鳥観察などが楽しめ、澄んだ空気で森林浴するのもおすすめです。
岐阜の山
ここは木の国、山の国
岐阜の川
清流の女王・鮎とともに生きる
国内トップクラスの流域面積を誇るのが木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)。なかでも長良川は高知県の四万十川、静岡県の柿田川と並んで「日本三大清流」といわれ、日本名水百選に選ばれています。長良川の豊かさを象徴するのが「清流の女王」と称される鮎(あゆ)。長良川の澄んだ水で育つ鮎は、鵜飼(うかい)など流域の食や伝統文化、歴史、経済と深く結びついています。
岐阜の人々は、夏には川遊び、鮎友釣り、そして鮎の塩焼きなど、常に清流の恩恵を受けて暮らしています。
気候
北部は豪雪、
南部は最高気温上位の常連
積雪量の多い山間部の飛騨地方と、比較的温暖な平野部の美濃地方とでは、対照的な気候をしています。北部と南部では、年間を通じて平年気温が5℃前後も異なります。
四季
春夏秋冬、多彩で美しい景観を見せてくれるのも、変化にとんだ地形ならでは。
その土地に根付いた祭や行事は常に自然とともにあり、これぞ岐阜の四季という風情を見せてくれます。
その土地に根付いた祭や行事は常に自然とともにあり、これぞ岐阜の四季という風情を見せてくれます。