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「文化芸術共創プログラム」 ともにかこむ、つむぐ、つながる クラフトワークショップを開催しました

 「文化芸術共創プログラム」では「共に創る、楽しむ、学び、伝える」ことをテーマにした様々なプログラムを通じて、立場や環境の違い、障がいの有無などにかかわらず共に生きる社会のあり方について考えることを目的としています。
 今回は、12月16日(土)に、美濃和紙の紙漉き職人たちの工房が多くある美濃市の古民家においてクラフトワークショップを開催しました。
  紙布作家(しふさっか)の中谷さとみさんを講師に、講師の工房である紙布工房「空桜」(そらざくら)で、参加者は昔ながらの腰機(こしばた)を体験しました。それぞれの身体に腰機を装着し、持ち寄った天然素材の古布を使って協力し合いながら襷(たすき)を織り上げていきました。
 また、ファシリテーターの松久恭子さん((株)松久永助紙店取締役)を中心に、歩き機(あるきばた)という3人で操作する織り機を使って、1本の襷を共同制作しました。
 参加者が織った襷は、2024年2月3日(土)に開催する「身体表現ワークショップ」で活用し、その後「清流の国ぎふ」文化祭2024でも活用する予定です。
 今回も12月2日(土)に開催した「映像ワークショップ」の参加者のうち5名が、撮影実践研修を行いました。クラフトワークショップの参加者に語りかけるなど、和気あいあいとした雰囲気で撮影を行いました。

講師を務めた紙布作家の中谷さとみさん


 

               協力しあって腰機(こしばた)で襷(たすき)を織る参加者

美濃和紙の活用について語るファシリテーターの松久恭子さん

歩き機(あるきばた)で共同制作した襷の完成を喜び合う参加者(撮影実践班も参加)

個性あふれる色とりどりの襷が完成